普通車両と大型車で構造は異なるの?
普通車両と大型車で、構造的な違いはほとんどありません。
ただ装着されているパーツや装置で、馬力や耐荷重が異なります。
この違いは、主に使用目的や運搬する重量、乗車人数に対応するために設計されているからです。
例えば、フレームとシャシー。
大型車は、重い荷物や多くの乗客を運ぶために、頑丈なフレームとシャシーを持っています。
これに対して、普通車両は軽量で効率的な構造が基本です。
エンジンとトランスミッションも大型車だと、高出力と高トルクが必要です。
大量の荷物を運ぶ際や急勾配を登る際に必要な性能なので、普通車両のエンジンと違います。
そしてサスペンションとブレーキも大型車は、負荷に強いサスペンション、そして強い圧力がかかるブレーキパッドが導入されています。
このようにいくつか違いがあります。
普通車両と大型車の整備に関わる場合はこういった違いを意識しながら整備していくことになります。
ただ、構造自体は基本的に同じなので、そこまで違和感なく作業を進めていくことは可能です。
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