板金塗装は塗装面の特徴を理解しよう!
車が傷ついてしまった場合、傷の深さに合わせて丁寧な板金塗装を行うことが重要です。
例えば小さなホコリなどが引っ掻くような形で傷ついてしまっている場合、おそらく塗装面まで傷は届いていないはずです。
その場合は塗装面の上のクリア層のみが削れている状態です。
クリア層は研磨しても問題ない被膜なので、ポリッシングをして表面を平らにすることで問題が解決します。
ポリッシングを行うことで小さな傷が平らになり、ワックスやコーティングを行った際の艶や輝きがより一層感じられるようになります。
ポリッシングで削る厚みは非常に薄いので、クリア層を全部剥がしてしまうようなことはありません。
またコンパウンドによる傷隠し方法もあります。
コンパウンドも研磨剤としての役割がありますが、ポリッシングとは違い化合物を傷口に埋めて目立たなくする方法です。
コンパンドはクリーム状のものや液体状のものがあります。
一方で、何かにぶつけてしまった、こすってしまったという場合はおそらく塗装面まで傷が入りこんでしまっています。
その場合は研磨するだけではきれいになりませんのでパテを塗布して傷口を埋め、それから表面を研磨する形が良いでしょう。
そうしないと、凹凸の出来た状態になってしまいます。